ヘビちゃんはここ最近の飼育傾向にしては珍しく、冬眠をさせていました。
オーナーさんが冬眠中に体をチェックしてみると、体全体に赤みが認められ、膨らみが認められました。
オーナーさんは急いで冬眠から目を覚まさせ、
数日様子を見た後に病院に連れてきてくれました。
体の写真がこちらです。
全身に赤みが認められるのとともに、少し膨らんでいるのがわかります。
この膨らんでいる部分が何らかの異物だと判断し、細胞の検査を行うこととなりました。
顕微鏡で確認してみるとたくさんの細菌(球菌)の繁殖が認められとともに。
真菌の繁殖も認められたのでおそらくこれも悪影響及ぼしてると判断しました。
ヘビさんの表情は正直読めないですが、あまりしんどそうには見えないです。
しかし、食欲はもちろん冬眠が覚めたばかりと言うことも含めて全くご飯は食べず、
活動性もいまいちだそうです。
なので、まずは感染症の治療として内服薬を飲んでいってもらいながら、真菌の感染があったことも含めて環境を少しドライ気味にしてもらい、なるべく衛生な環境を保ってもらうことを推奨しました。
2週間後位にオーナーさんから連絡があり、残念ながらヘビちゃんは亡くなってしまったとのことです。
ここまで全身に感染症が広がっていると、早急に治療をしたとしても厳しいかもしれないと言うデータが得られました。
おそらく短期間で死亡してしまったことも含めて、内臓等を含めた全身感染症(敗血症)に至っていた可能性があるでしょう。
このように全身に感染症が広がってしまうと、治療したとしても治らないことがあります。
逆を言えば、早急に悪化することもあるので、こういった肌の状態も含めて症状が出てくるようであれば、早めに病院に来ていただくのが良いでしょう。