ヒョウモントカゲモドキ/咬傷/出血

ヒョウモンドカゲモドキさんの来院を多くいただいております.

その中の症例を一つご紹介させていただきます

ヒスイちゃんは元気なヒョウモントカゲモドキさんでしたが、同居の子が夜中に自分の住処から抜け出して、ヒスイちゃんのところに忍び込んで、怪我をさせてしまったとのこと

少し珍しいシチュエーションですね.


左首元、左後肢、左側尻尾中腹

足は中手骨が飛び出しているのと、尻尾の傷が深いですね

足は不要な肉片は切除し、骨は感染が起こらないよう肉の奥深くで切除を行いました.

尾は乾燥してしまうと、肉と皮膚に萎縮が起こると尾全体の血流のうっ滞に繋がり壊死する可能性があるので、タリビット眼軟膏を1日2回塗ってもらい湿潤環境をキープしてもらい肉の再生を促すのと、抗生剤の内服を行ってもらいました.

眼軟膏を使用したのは、傷の粘膜部分からの抗生剤の吸収も考え、濃度が薄い眼軟膏の方が体への負担が少ないからと考えたからです.

1週間後がこちらです.

だいぶ皮膚が張ってきて、感染を疑う所見や、うっ血を疑う所見も今のところありません.

創傷後、3週間がこちら

オーナーさんの毎日の欠かさない塗り薬と飲み薬の甲斐あってか、

肉も盛り上がり、感染もなく、皮膚も再生してきました.

最初は傷も深かったので心配でしたが、食欲も減退することもなかったのはヒスイちゃんの強さに助けられましたね.

今回は別の住処にも関わらずというシチュエーションでしたが、

ヒョウモントカゲモドキさんの同居というのは怪我のリスクも少なからずはらんでいることが今回のケースで分かりました.

ヒスイちゃん長生きしてくださいね